ビタミンDについて詳しくなろう

前回、免疫力を上げるのに有効な栄養素についてお話ししましたが、今回はビタミンDについてさらに詳しくお話ししたいと思います。

感染予防や、カルシウム吸収を助けてくれるビタミンDですが、1日の摂取量は決まっています。厚生省の方針によると、成人の場合の目安量が8.5μg/日、耐容上限量が100μg/日が良いとされています。

※耐容上限量とは、この値を超えて摂取すると過剰症のリスクが大きくなる事を表す数値です。

ビタミンDを過剰に摂ると、「高カルシウム血症」になり、軽度の場合は便秘や吐き気、腰痛、食欲低下、多尿などの症状があります。

一方、不足するとカルシウムの吸収が上手くできず、子供では「くる病」大人では「骨粗鬆症」のリスクを高めるので、高齢の方は特に注意が必要です。

また、日光浴によりビタミンDが生成されると前回お伝えしていますが、日光浴の目安は1日30分程で良いそうです。但し、地域や季節によって差があります☀️

冬にインフルエンザが流行するのは、夏と比べて太陽光が弱く、家にこもりがちになるため、ビタミンD量が減り、免疫力が下がるからだそうです。

また、血中ビタミンD値が高い人は、低い人に比べてガンによる死亡率が低い事が分かっているそうです😌

適切にビタミンDを摂取する事で、大腸ガン、乳ガン、卵巣ガンなど、特定のガンの発症リスクを最大50%まで下げる事ができるとの報告もあります。

不足しがちなビタミンDなので、バランスを意識しながら摂取してみてはどうでしょうか❓

分からない事があれば、是非ご相談下さい^^

 

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