歯科食育士の資格を取得!

こんにちは、しばた歯科です😀

7月中に、当院のスタッフ3名が食育士検定講座を受講しました。

ベーシック、アドバンスド、エキスパートのセミナーがありますが、この度はアドバンスドまでを受講し、「食」について学びました。

オンラインでの参加になりましたが、無事テストに合格し、食育士アドバンスドの認定証を頂く事が出来ました🎉

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口腔ケアだけでなく、食事面でのサポートができる予防歯科を目指し、もっと食について学んでいきたいと考えてます。

 

食に関する豆知識

こんにちは、しばた歯科です😃

突然ですが、皆さんは食事の時に「いただきます」や「ごちそうさま」を言っていますか?

何気ない言葉ですが、最近では言わない家庭が増えているそうです。

この二つの言葉には、それぞれ食に対して感謝の気持ちが込められています。

「いただきます」は、調理をした人や食べ物を育てた人達への感謝だけでなく、あなたの命をいただいて生きさせていただきますという意味があります。

「ごちそうさま」の「馳走」とは、客人を美味しい料理でもてなすために、食材を走って調達したという意味です。馳走に「ご」と「様」という、丁寧な気持ちを二つつけているのも。いかに食をありがたいものと捉えているかが伺えます。

食事にきちんと向き合うためにも、「いただきます」や「ごちそうさま」を言う習慣を見直してみませんか?

幼児期・学童期の間食の選び方を改めよう

お子様の虫歯予防のために、普段どのような事をしていますか?

丁寧な歯磨きや、歯科での口腔ケア、フッ素塗布などがあると思いますが、虫歯になってしまった場合、治療を進めるのはもちろん、間食を控えるもしくは間食をやめましょうなどと注意された事はありませんか?

小さな頃の間食(おやつ)というのは、とても重要なため与えるようにするべきです。

幼児期や学童期のお子様にとって、おやつは楽しみのために与えるものと思っている方も多いと思います。

しかし、本来の間食の目的は、1日3回の食事で摂れない栄養を補うためのものと考えられています。

体が小さく一度にたくさん食べられないため、3歳未満で1日2回、3歳以上で1日1回の間食を与えるのが望ましいです。

では、虫歯にならないようにどのような間食を選ぶべきでしょうか?

おやつといえば、ポテトチップスやチョコレートなどを思い浮かべると思いますが、これらを食べ過ぎると虫歯の原因になるだけではなく、食材のもつ繊細な塩味や甘味を感じにくくなります。味覚発達のためにも与える時期は遅らせるようにしましょう🍫🍰

間食で栄養を補う必要があるので、果物やチーズ、食事で食べきれなかったものなどを与えると良いですよ。

例えば、昼食の白ご飯を残した場合、おにぎりにして間食にまわすなど🍙✨

嫌がる場合は残したものと同じくらいのカロリーのものを選ぶと良いです。

※幼児・学童向けのおやつレシピを参考に、手作りで与える方法もありますよ^^

また、市販のものを選ぶ時は、せんべいやビスケットなど、甘すぎない商品を選ぶ事をお勧めします。

ただし、こんにゃくゼリーやお餅ナッツ類など、誤嚥の恐れがあるものは避けるようにしましょう😣

 

ビタミンDについて詳しくなろう

前回、免疫力を上げるのに有効な栄養素についてお話ししましたが、今回はビタミンDについてさらに詳しくお話ししたいと思います。

感染予防や、カルシウム吸収を助けてくれるビタミンDですが、1日の摂取量は決まっています。厚生省の方針によると、成人の場合の目安量が8.5μg/日、耐容上限量が100μg/日が良いとされています。

※耐容上限量とは、この値を超えて摂取すると過剰症のリスクが大きくなる事を表す数値です。

ビタミンDを過剰に摂ると、「高カルシウム血症」になり、軽度の場合は便秘や吐き気、腰痛、食欲低下、多尿などの症状があります。

一方、不足するとカルシウムの吸収が上手くできず、子供では「くる病」大人では「骨粗鬆症」のリスクを高めるので、高齢の方は特に注意が必要です。

また、日光浴によりビタミンDが生成されると前回お伝えしていますが、日光浴の目安は1日30分程で良いそうです。但し、地域や季節によって差があります☀️

冬にインフルエンザが流行するのは、夏と比べて太陽光が弱く、家にこもりがちになるため、ビタミンD量が減り、免疫力が下がるからだそうです。

また、血中ビタミンD値が高い人は、低い人に比べてガンによる死亡率が低い事が分かっているそうです😌

適切にビタミンDを摂取する事で、大腸ガン、乳ガン、卵巣ガンなど、特定のガンの発症リスクを最大50%まで下げる事ができるとの報告もあります。

不足しがちなビタミンDなので、バランスを意識しながら摂取してみてはどうでしょうか❓

分からない事があれば、是非ご相談下さい^^

 

感染予防の為に免疫力を高めよう!

緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ気の抜けない日々が続いています。皆様どのようにお過ごしでしょうか?

今回は、為になるような免疫力UPの方法をお伝えしたいと思います😄

これまで、インフルエンザの感染予防に効果があるとされてきたビタミンDが、新型コロナウイルスの感染予防にも効果がある事が分かってきました。

ビタミンDは紫外線によって作られますが、現代の日焼け対策により日光を直接浴びる機会が減っているため、不足しがちです(日本人の内80%が不足している)。

ビタミンDを効率良く摂取するためには、食事に工夫が必要です🍴

ビタミンDが摂れる食品は、魚介類やきのこ類ですが、これらと一緒にマグネシウムが含まれる食品(海藻類、豆類、種実類など)を食べると、ビタミンDの働きが活性化されます。

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他にも、免疫力を高めてくれる栄養素に亜鉛があります。

亜鉛は不足すると味覚障害を起こすと言われてきましたが、ウイルスなどが体内に入った時、それを教えてくれる役割もあります。

また、普段元気で過ごすために必要なたんぱく質も、しっかり摂るとより免疫力が高まります💪

豆知識になりますが、たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されており、そのうちの9種類は体内で作ることができません。これを必須アミノ酸と言いますが、9種類の内1つでも足りなくなると、筋肉、血液、抗体を作るなど体を防御するための機能に影響が出ます。

この必須アミノ酸は、普段の食事で十分摂れますが、ファーストフードやカップ麺ばかり食べている方は注意が必要です。

普段忙しくて、なかなかしっかりとした食事がとれない方もいると思います。そのような方は、サプリメントを利用するのも1つの方法です。

ただし、サプリメントを利用する場合は、過剰症を防ぐために必ず量や回数を守るようにしましょう。

 

丈夫な歯を作るには

暑さが続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、歯を丈夫にするために必要な栄養素のお話です★

先ず、カルシウムですが皆さんはカルシウムと聞くとどのような食品を思い浮かべますか?

魚や牛乳を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は魚にはそれほどカルシウムは含まれていません。

牛乳・乳製品はもちろんですが、その他に小松菜やブロッコリーのような緑黄色野菜、骨まで食べられる小魚・大豆・大豆製品から豊富に摂る事ができます🍴✨

これらの食品を食べるだけでなく、カルシウムを効率的に吸収するには、ビタミンDも必要になります😄

また、紫外線をある程度浴びる事でビタミンDが体内生成され、よりカルシウムを吸収できます。なので、小さなお子様は外で思いきり遊ぶ事も大切ですよ💪