愛媛県松山市でインプラント治療ならしばた歯科

眠りながら行う
インプラント治療

IMPLANT

インプラント治療は外科手術です。
もちろん怖いと感じている方も
大勢いらっしゃいます。
そのような方へ、しばた歯科では
鎮静法を用いたインプラント治療が可能です。

過去5,000症例以上の実績

しばた歯科では、様々な症例に対して数多くの実績があります。また、ドイツ国内No.1のシェアを誇るインプラントメーカー、ドイツカムログ社から優秀な研究者を有し、研究機関として認められています。※2021年時点

多数の実績
難症例にも対応可能
ドイツカムログ社認定
クリニック
安心の5年保証

CONSULTATION このような方は、
当院へご相談ください

最近よく耳にする
インプラント治療が
気になっている
初めての
インプラント治療で
失敗したくない
他院で
インプラント治療を
断られてしまった
入れ歯治療と
迷われている方へ

TREATMENT しばた歯科のインプラント治療

多数の実績/
難症例にも対応可能

しばた歯科でのインプラント治療は、過去5,000症例以上の実績があります(2021年時点)。難症例も含めて様々なケースのインプラント治療に携わり、これまで培ってきた経験と技術で患者さんに快適な毎日を過ごしていただけるようサポートいたします。
専門のスタッフがカウンセリングを行い、オペは全て院長が対応いたしますので、初めてのインプラント治療で不安がある方もご安心ください。

豊富な技術/充実した設備

様々な理由から他院で
インプラント治療を断られてしまった方、
インプラント治療が不安な方は、
ぜひ当院にお任せください。
豊富な経験・技術、設備が充実した
当院であれば、
ご希望の治療を提供できる
可能性があります。

01 骨造成(GBR)

骨が不足している部分に
自家骨や人工骨を移植し、
骨の厚みや幅を増やします。

02 ソケット
プリザベーション

抜歯部分のくぼみに
自家骨や人工骨を移植し
骨の厚みや高さを維持します。

03 ソケットリフト

骨の高さが足りない部分に
上顎洞を押し上げ、
埋入するインプラントの
深さを確保します。

04 静脈内鎮静法

鎮静薬を静脈に点滴し、
痛みや不安・緊張、
恐怖心を軽減します。

05 サージカルガイド

サージカルガイドを使用することで、
計画通りの位置・角度・深さに
インプラントを埋入することが
可能です。

06 抜歯即時

抜歯後、すぐに埋入手術を
行うことで、骨がやせにくく、
噛む機能もすぐに
回復することが可能です。

07 インプラント
オーバーデンチャー

入れ歯でお悩みの方へ、
入れ歯とインプラントを
併用することで、
様々なお悩みを解決します。

08 光学印象

症例によって、
デジタルスキャナーで
型採りを行うことも可能です。

09 歯科用CT

歯科用CTは、口腔内の状態を
立体的に診断できるため、
骨の状態や神経の位置などを
しっかりと確認することが可能です。

カムログインプラント/
ドイツカムログ社
認定クリニック

しばた歯科では、ドイツシェアNo.1を誇るカムログ・インプラントシステムを採用しています。カムログ・インプラントシステムは、工業先進国ドイツにおいて高い技術で作られ、長年の経験に基づく研究から生み出されたデザインコンセプトにより、臨床で高い評価を得ています。
また当院はドイツカムログ社から、優秀な研究者を有し、世界的な研究機関として評価された施設のみに与えられる称号、COE(Center of excellence)の認定医院として認められています。

安心の5年保証/
ウェルネスサポート

患者さんに安心してインプラント治療を受けていただけるよう、当院では5年の保証制度を設けています(保証が適応されない場合もあります)。保証期間内に不具合などが生じた場合、お気軽にご相談ください。
インプラントは天然歯と異なり、メンテナンスがとても大切です。そのため、当院ではインプラント治療後、無料で3回のメンテナンスを行っています。治療したインプラント体が機能しているか、ご自宅でのメンテナンス方法をきちんと習得できているかなどをしっかりと確認し、アドバイスさせていただきます。

治療に対する
不安感や恐怖心を
和らげる静脈内鎮静法

当院では鎮静薬を静脈に点滴し、眠りながらインプラント治療を受けていただくことができる静脈内鎮静法を用いたインプラント治療が可能です。
外科手術を伴うインプラント治療に対し、治療が怖いと感じている方や、長時間、お口を開けておくことが難しい方へ静脈内鎮静法を用いることで治療中の記憶がない状態で処置を行うことが可能です。また、「短期集中治療」をご希望の患者さんの場合、一度に3時間以上の治療を行うため、静脈内鎮静法を併用します。
終わった後の、ぼんやり感の持続については治療を行っていた時間に関係して起こりますが、しっかりと目覚めた状態で帰宅していただきます。

1DAY IMPLANT 短時間で行うインプラント治療

長期間にわたる精神的・
肉体的ストレスを軽減

インプラント治療は通常、インプラント体を顎の骨に埋入した後、治癒期間として数ヶ月設けますが、1日で仮歯まで装着するワンデイインプラントと呼ばれる治療法があります。
1日の治療時間は長くなりますが、歯のない状態がないため、当日から軽い食事や、会話が可能です。また顎の骨が少ない場合や、多数の歯が欠損している場合でも治療は可能です。

手術当日の流れ

01

来院

02

患者さんの
状態や、
口腔内の検査

03

治療開始

04

休憩

05

仮歯の固定

06

帰宅

無料
カウンセリング

約40分のカウンセリング
即日CT検査OK
  • 治療費はどれくらい?
  • 治療期間は?
  • インプラントについてざっくりと知っておきたい
  • 自分の場合でもインプラント治療はできる?

TROUBLE このようなお悩みをお持ちの方はインプラント治療が
おすすめです

  • 歯が抜けてしばらく経つが、見栄えが気になり始めた
  • 歯が抜けた部分を違和感の少ない方法で治療したい
  • ブリッジをいれたが食べ物がよく挟まる
  • ブリッジのトラブルが多い
  • 入れ歯のトラブルが多い
  • 食事が楽しめない
  • 会話が難しく、ストレスを感じる
  • 見た目の良い治療をしたい
  • 入れ歯だと友人に知られたくない
  • ブリッジの土台の歯がぐらぐらしてきている など

IMPLANT 「第二の永久歯」インプラント治療について

インプラント治療を希望される
患者さんは増えています

インプラント治療とは、歯を失ってしまった部分に人工の歯根と歯を装着することで歯の機能を取り戻す方法です。顎の骨に埋め込むインプラント体、インプラント体と人工歯を連結するためのアバットメント、人工歯の3つの構造から成り立ち、人工歯にはセラミックやジルコニアなどの種類があります。
入れ歯やブリッジのように周囲の健康な歯を削ったり、傷つけたりすることはありませんが、骨の中に人工物を埋め込む手術となるため、外科処置を伴います。そのため、インプラント治療に対する不安や恐怖からなかなか治療に踏み出せない方は少なくありません。
しかし、インプラント治療の大きなメリットは、しっかりと噛むことができ、審美性に優れている点です。インプラント治療を検討中の方は、まずは無料カウンセリングへお越しください。

メリット

  • 見た目(審美性)に優れる
  • 安定性に優れているため、しっかりと噛むことができる
  • 違和感が少ない
  • 会話や食事もスムーズ
  • 周囲の健康な歯への負担が少ない 
    など

デメリット

  • 保険が適応されないため、費用がかかる
  • ほとんどの症例の場合、治療期間が比較的長い
  • 維持するための定期的なメンテナンスが必要
  • 骨の状態によっては治療ができない場合がある

DENTURES インプラントとの併用でお悩みが
解決できるかもしれません

インプラント
オーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとは、入れ歯とインプラントを併用する方法です。
2~4本程度のインプラント体を顎の骨に埋め込み、入れ歯の内側に金属や磁石を装着してインプラント体と入れ歯がぴったり合うように固定します。
顎の骨を土台としているため、入れ歯で多くの方がお悩みの「ぐらつき」や「外れやすさ」を軽減します。

オールオン 4・6

オールオン4・6とは、4本もしくは、6本のインプラント体を顎の骨に埋め込み、繋がった人工歯を装着して固定します。
全ての歯を失ってしまった場合、従来では8~14本のインプラント体を埋入する大掛かりな治療でしたが、オールオン4・6が開発され、治療時の負担を軽減することができるようになりました。しっかりと固定され違和感も少ないため、若くして歯を失ってしまい、入れ歯に抵抗がある方や、長年、入れ歯を使用してお悩みが解決されなかった方へおすすめの方法です。

PICKUP

しばた歯科では、入れ歯治療の実績も豊富です。
無理に歯を抜く提案は行わず、患者さんにとって、
よりベストな方法をご提案いたします

無料
カウンセリング

約40分のカウンセリング
即日CT検査OK
  • 治療費はどれくらい?
  • 治療期間は?
  • インプラントについてざっくりと知っておきたい
  • 自分の場合でもインプラント治療はできる?

FLOW 治療の流れ

一般的な治療の流れをご紹介いたします。
(症例や方法によって治療の流れは異なります)
1 ご予約・お問い合わせ
まずはお電話(089-952-0418)もしくはメールフォームより来院のご予約をお取りください。
また当院では、無料カウンセリング相談(約40分)を実施していますので、お気軽にご利用ください。
2 カウンセリング
現在の患者さんのお悩みや、不安などをお伺いさせていただきます。
また、インプラント治療についても丁寧にご説明いたしますので、ご不明点はお気軽に何度でも聞いてください。
3 精密検査・治療計画のご説明
実際に、レントゲン撮影やCT撮影、口腔内検査を行い、患者さんの口腔内の状態を確認します。
検査結果を基に、治療方法や費用、期間をご説明いたします。ご納得いただけましたら治療開始となります。
4 前処置
インプラント治療を行う前に、必要であれば歯石除去やむし歯治療、歯周病治療を行い、口腔内を良好な状態にしておきます。
5 一次手術
局所麻酔を行い、インプラント体を顎の骨に埋め込む埋入手術(一次手術)を行います。
静脈内鎮静法を併用することで、半分眠っているような状態で治療を受けていただくことも可能です。
6 治癒期間
埋め込んだインプラント体がしっかりと顎の骨にくっつくための治癒期間を設けます。
7 二次手術
骨とインプラント体の結合が確認できれば、インプラント体と人工歯を装着するための連結部分を取り付けます。
一次手術と比較して治療時間は短くなります。
8 型採り・人工歯の作製
インプラント体へ装着する人工歯を作製するための型採りを行います。
9 人工歯の装着・調整
完成した人工歯をインプラント体に装着し、咬み合わせの調節を行います。
10 定期メンテナンス
インプラント治療は終了となりますが、長くインプラントを維持するためには、定期的なメンテナンスとお家でのケアが重要となります。
細菌感染などによるトラブルを防ぐため、定期的なメンテナンスへお越しください。

MESSAGE

院長 柴田 督弘 Yoshihiro Shibata

1952年にチタンを骨に埋めると、チタンと骨がくっつく現象が発見され、1965年にスウェーデンで臨床実験が開始されました。その良好な学術的評価から、1980年より世界中で新しい技術としてインプラントが行われ、脚光を浴びるようになりました。従来のブリッジや入れ歯では、周囲の健康な歯を削らなくてはならなかったり、異物感や食事や就寝のたびに外さなくてはならない手間があったりしましたが、インプラントは健康な歯を削ることもなく、入れ歯のような手間や違和感も少ない治療法の1つです。さらに、普通の歯と同じように咬む機能も回復します。
インプラント自体は素晴らしい技術ですが、衛生面の管理や、歯科医師の知識・技術不足による不具合など、日本全国に普及するに従って様々なトラブルが発生していることも事実です。
当院では、様々な観点から丁寧な診査・診断を行い、治療の際には高度な設備を利用した精度の高い治療を提供いたします。もちろん、医療人として感染対策の徹底にも努めています。

略歴

  • 1999年
    国立徳島大学 卒業
  • 2004年8月
    しばた歯科 開院
  • 2004年10月
    歯科訪問診療 開始
  • 2007年4月
    院内技工ラボ 始業
  • 2008年10月
    歯科用CT診断機 導入
  • 2009年6月
    ドイツ・シロナ社セレック 導入
  • 2009年6月
    ドイツ「CAMLOG(カムログ)」インプラントシステム 導入
  • 2009年8月
    デジタルサージカルガイド 導入
  • 2011年9月
    医療法人愛弘会 設立
  • 2012年6月
    米ハーバード大学インプラントコース 修了
  • 2017年7月
    ドイツ公認研究機関「センター・オブ・エクセレンス(C.O.E)」認証取得
  • 2018年4月
    かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所 取得
  • 2018年11月
    ホワイトニングサロン「ルフレ」OPEN

資格

  • 歯科医師
  • 歯科臨床研修指導医
  • 日本アンチエイジング歯科医学会認定医
  • 認定マウスガードインストラクター
  • 日本歯科医師会認定産業歯科医
  • ICOI認定医
  • 国際インプラント学会認定医
  • ドイツカムログインプラント公認インストラクター

講演歴

  • 日本訪問歯科医学会全国大会 東京国際フォーラムにて講演(2012年11月)
  • カムログインプラントセミナー 名古屋講演(2018年7月)
  • デジタルインプラントロジーセミナー 松山講演(2019年5月)
  • カムログインプラントセミナー 名古屋講演(2019年6月)
  • カムログコングレス西日本 大阪講演(2019年7月)
  • デジタルインプラントロジーセミナー 広島講演(2019年10月)

TOTALFEE 治療費

標準的な費用

インプラント1本
(ジルコニア)
385,000円

詳細(税込み表記です)

※令和3年4月からの価格総額表示義務化に伴い、
税込み表記とさせていただいております。
ご不明な点やわかりにくい点などございましたら、
いつでもお問い合わせください。

オールオン4 2,420,000円
インプラント体 239,800円
Tiアバットメント 30,800円
ZRアバットメント 52,800円
オステル検査
(インプラントと骨との
結合度の診査)
無料
CT撮影 7,700円
採血 8,800円
サージカルガイド 66,000円
スーパーストラクチャー
(1本)
154,000円
フルカウンターZR(1本) 91,300円
ジルコニアオール
セラミックス(1本)
※主に前歯に使用します
128,000円
GBR
(骨を増やす手術/1部位)
55,000円~110,000円
サイナスリフト 220,000円
ソケットプリザベーション 47,300円
ソケットリフト(1本) 66,000円
静脈内鎮静 33,000円

※自由診療となります。
※費用は全て税込み表記です。

医療費控除について

医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの間(1年間)に10万円以上の医療費を支払った場合、納めた税金の一部が還付される制度です。
税務署へ確定申告を行うことで治療費の一部が戻ってくる可能性がありますので、領収書や通院の際にかかった経費の領収書などは大切に保管しておきましょう。

SECURITY 保証

当院では、治療後5年間の
保証制度を設けています

  • 装着後2年未満…無料
  • 2年以上3年未満…料金の20%
  • 3年以上4年未満…料金の30%
  • 4年以上5年未満…料金の40%

●保証期間内に破損した場合には、無料または一部負担にて修理させていただきます。
●保証期間内であっても、定期的なメンテナンスにいらっしゃらなかった場合は保証が適応されません。
●修理をお受けになる場合、ご連絡の上、保証書をご持参ください。
※保証書は再発行いたしませんので、紛失しないように大切に保管しておいてください。

保証期間内であっても、
次に当てはまる場合、有料修理となります

  • 使用上の誤りや、不当な修理・改造による損傷
  • 治療後の転倒や事故などの外力による破損
  • 火災・地震・水害・落雷・ガス害などの天災地変・公害などによる損傷・破損
  • 適正なブラッシングが行われず、新たなむし歯ができたことによって破損や脱落が起きた場合
  • 保証書の提示がない場合
  • 保証書に発行年月日・患者名などの記入のない場合
  • 保証書の発行年月日・患者名などの字句を書き換えられた場合

治療終了後の注意事項

  • 1) 適正なブラッシング、お手入れを必ず毎日行ってください。
  • 2) 適度な食生活を心がけ、異常に硬いものや食べ物以外の物を咬まないでください。
  • ※スルメやビーフジャーキーなどの、非常に咬みごたえのある食べ物でも、頻繁に食べ過ぎると物理的疲労が重なって破損の原因にもなりますので、注意してください(このような食べ物は、天然歯においても負担がかかり歯根破折を引き起こす原因にもなります)。
  • 3) 歯ぎしりや、食いしばりなどが強い場合は、歯科医師の指示に従ってマウスピースの使用となります。
  • 4) 指示された定期検診時には、必ずご来院ください。
  • 5) 転倒や衝突などの強い外力を与えないでください。

PAYMENT お支払い方法

お支払いは、現金、各種クレジットカード、
デンタルローンがご利用いただけます。
ご不明点はお気軽に
スタッフまでお尋ねください。

APLUS Dental Loan アプラスデンタルローン

デンタルローンへお申し込みいただくと、
治療費を分割で支払うことが可能です。

無料
カウンセリング

約40分のカウンセリング
即日CT検査OK
  • 治療費はどれくらい?
  • 治療期間は?
  • インプラントについてざっくりと知っておきたい
  • 自分の場合でもインプラント治療はできる?

QA よくあるご質問

Q

インプラントとは何ですか?

歯のインプラントは「デンタルインプラント」と呼ばれます。歯槽骨に埋入する金属製の歯の根っこ、「歯根(しこん)」の部分を指し、失った歯を回復させる治療の一つです。

Q

インプラントはどういう場合に利用するといいのでしょうか。

歯を失ったとき、または入れ歯がどうしても「合わない」という場合に利用すると良いと思います。ただし、インプラントを長持ちさせる上で大事なのは、ご自身の歯がどうしてダメになったのか、ということです。
治療したインプラントがダメになる原因の第1位はインプラントの歯周病で、これを「インプラント周囲炎」と言います。もし、ご自身の歯を失った理由が歯周病であれば、もともと患っている歯周病の治療をしないままインプラントを入れるというのは危険なことです。数年でインプラントの部分が歯周病にならないように、術前の歯周病治療や術後のメンテナンスはしっかりと行う必要があります。

Q

インプラント治療を受ける場合に気をつけることは?

インプラントは骨に支えられています。歯周病で歯がダメになった時は、周囲の骨(歯槽骨)も失われていますので、インプラント治療の難易度も上がります。ひとくちにインプラント治療といっても、難易度はさまざまですので、リスクなどの説明をよく聞いてから判断しなければなりません。また、インプラント治療を受ける時には、ほかの歯の虫歯やかみ合わせを確認しながら行う必要があります。例えば、むし歯で大きな穴が開いていたりすると、隣の歯が傾いたり、反対側の歯が出てきて(挺出して)しまっていたりと、かみ合わせが変化している可能性があります。歯が動いていれば、元の位置にもどしてバランスをとる「歯列矯正」も必要になることもあります。
インプラントはインプラントの部位だけでなく、口の機能全体を考えることが重要なのです。インプラントの歯の咬み合わせは天然の歯より難しいと言われます。歯の一本ではなく、あごの動き、かみ合わせ、飲み込む力、健康度、年齢などを総合的に考え、インプラント治療が適正かを判断しなくてはなりません。

Q

インプラント以外にはどういう選択肢があるのですか?

歯を失った場合の治療としては、インプラントのほかにも、入れ歯やブリッジといった治療があります。メリットとデメリットはさまざまで、失った歯の本数にもよります。
入れ歯は取り外し式で、夜間就寝時には外します。異物感があり(慣れることが重要)、咬むときの感覚に違いがあります。やわらかい歯茎の上にのせた状態だからです。咬んだときの沈み込みがどうしてもあり、基本的には食事のたびに洗わなければなりません。残っている歯によって入れ歯を支えますので、入れ歯の種類によっては、残っている歯に負担がかかります。ブリッジは失った歯の部位にダミー(見かけ上)の歯を入れ、2本で支える形になるので、残りの歯に負担がどうしてもかかります。歯根が割れてしまうトラブルにつながる場合もあります。そうした条件を考えたとき、最近では多くの場合、インプラントが第一選択になっています。

Q

インプラントの説明を受ける時に気をつけることは?

治療の説明では、色々ある治療の中から選択肢を提示してくれることが大事です。気をつけることとしては、メリットばかりではなく、デメリットについてもきちんと説明を受けることです。口の中の状態は、咬み合わせや歯を失った原因を含めて個人差が大きいですので、一般的な話だけでなくあなたに合った治療を総合的に判断していくと良いでしょう。
インプラントは良い治療だと思いますが、様々な要因から合わないという面はありますから、よく説明を受けていただくことが大切だと思います。

Q

インプラントの方法にはいろいろある?

インプラントはドクターやメーカーによってもシステムが異なり、方法もさまざまです。インプラントを埋入する骨(歯槽骨)を増やしてから行う方法もあります。
最近のトピックとしては、歯を抜いてすぐにインプラントを埋入する方法が確立してきたということです。
昔はインプラントを行う前に歯を抜いて、傷が十分に治ってからインプラントを埋めるという方法がとられてきました。最近では、歯を抜くのと同時にインプラントを埋めた方が、骨が多く残る場合があると考えられるようになってきています。また、歯を抜いてインプラントを入れるのと同時に、仮歯まで入れる方法も良好な結果が出てきています。歯の抜けた期間がなくなり、歯のそろった状態でいられるので患者さんにとってメリットになると思います(もちろん口の中の状態によっては、すぐに仮歯を装着できないケースもあります)。
骨の量を増やさなくてはならない場合、親知らずの場所などから自分の骨を取って使う方法(自家骨移植)と、ベータTCPなど人工骨を使う方法(人工骨移植)があります。自家骨とは違い、人工骨はブタやウシ、ヒト、合成ハイドロキシアパタイトなど様々な原材料からなる製品があり、用途も変わってきます。さらに、人工または自己血液由来の成長因子を使うこともあります。

Q

インプラントを行うとどのようなメリットがあるのですか?

インプラントのメリットは、かみ合わせが安定することです。
入れ歯やブリッジとは異なり、残った歯に負担をかけずにすむことや、残った歯をサポートする役割があることが大きなメリットになります。また、入れ歯の下に支えとしてインプラントを使う場合、インプラントが入れ歯を安定させますので、咬む力が強くなります。例えば、総入れ歯をインプラントで支えると、お茶やお水を飲んでも総入れ歯は動きません。

Q

インプラントを行うための条件はありますか?

歯周病ならば先に治療する必要があります。歯周病治療が良好に終わっても、歯槽骨の骨が少なくなっていてインプラント治療が難しい人がいます。レントゲンやCTなどの検査によって、状態をよく把握した上で計画を立てなくてはなりません。
全身の健康度なども気にすることが大切です。手術前に血液検査などで、全身の健康状態を把握してから行う場合があります。糖尿病や骨粗鬆症、リウマチといった全身状態もインプラント治療のリスクになりますので、その場合は内科医師と歯科医師が連携して判断することになります。
事前の検査を十分に行って、安全に手術ができることを確認しながら治療計画を立てることが大事です。

Q

インプラントのデメリットは?

インプラントは永久に保たれるものではなく、トラブルを起こす可能性はもちろんあります。
一番優れた性能を持つ、生まれ持ったご自身の歯がダメになるのですから、人工物であるインプラントだけトラブルが起きないということはありません。車のタイヤと同じで、ずっと使用しているとすり減ることもあります。例えば、歯周病になるとインプラントはダメージを受けます。また、高齢になったときに、認知症や介護状態でフォローアップが難しくなることがあります。
どんな人でも認知症や介護状態になるリスクがありますが、予測はできません。実際の介護の現場では、既にインプラントをされている患者様(利用者様)もいらっしゃるため、口腔ケアやメンテナンスにも専門知識が必要になることもあり、対策が議論されているところです。

Q

インプラントの治療はどれくらい期間がかかりますか。来院に必要な回数は?

インプラントは、骨を再生する必要があったりなかったりして、ケースにより治療期間はさまざまです。全身の健康状態によっても変わります。
治療期間は短くて2ヶ月、長くて6ヶ月くらいになります。どのクリニックで受けられる場合でも、担当のドクターと一緒に治療方法や必要な期間をしっかりと確認することが大切だと思います。
来院の回数も人それぞれ異なります。1回の処置で仮歯まで装着できるケースはインプラント治療にかかる回数は3~4回程度で終わることもあります。
事前の準備としては、口の中の検査、検査結果の説明を受けて手術についての同意書を作成し、事前の歯科治療などを行います。虫歯や歯周病の治療、歯列矯正治療などを行う必要があれば来院し、進めていく必要があります。
手術を受けてからは翌々日くらいに結果を確認して、約1週間後に糸を取ります。その後、仮歯を調整するなど、人によって来院していただくことになります。

Q

インプラントの治療には腫れや痛みがありますか。

手術の際には、腫れや痛みのほか、怖くないかとか、どれくらいの時間口を開けておかなくてはならないか、などは気になるところです。
実際に、手術の際には局所麻酔を行いますので痛みは感じませんが、骨を切削するときの振動などは感じます。また、口の中で精密な作業を行いますので、開口(口を開けておく)時間は長くなります。そういった恐怖感や不安感を感じず、開口時間の長さも気にしないようにするために、静脈内鎮静法と呼ばれる眠る麻酔を使用することもできます。
目覚めた時に「あれ?もう終わったの?」となると気分が楽ですよね。
個人差が大きい部分になりますが、骨の再生が伴うと、手術後の腫れや痛みが出やすくなる可能性があります。

Q

インプラントにかかる費用は?

インプラントは自費治療となり、かかる治療費は医院によって変わってきます。手術する歯の本数、骨の再生治療、使う材料などの条件により治療費用は大きく変わってきます。
骨の再生など、他の処置の必要がない場合、1本のインプラントを埋入し、咬み合わせまで完成させると、当院では約300,000円~350,000円程度を見込んでいます。
例えば、インプラントと歯の間に入れる「アバットメント」と呼ばれる材料はジルコニアと呼ばれる素材で作られる白いものもあり、費用は金属製のものよりも高価になりますが、生体親和性が高く長期間の使用に耐え、歯肉もきれいに見えます。いずれにしても高価な治療になりますので、選択肢がいくつかある時は、治療費と得られる効果を考えながら選びたいですよね。
クリニックにて、治療についての計画書を作成してもらうときに、治療方法や治療費の説明が書いてあると思いますのでよく確認することが大切です。

Q

インプラントを受けた後の生活で気をつけることは?

インプラントの治療を受けた後は、咬み合わせは安定しますので普段通りの生活を送ることができます。食事もより快適に美味しくいただけるようになっていることでしょう。
インプラントを受けた方は、定期的にクリニックを受診するようにしていただくと良いです。インプラントをしてもその後のメンテナンスを継続していくことがとても大切です。
日本歯周病学会では、インプラント治療後3年以上で、インプラント周囲炎になった人は9.7%と報告されています。海外の研究結果をみても、10%前後はインプラント周囲炎を発症していると推測されます。その一方で、10年以上維持している人はクリニックでのメンテナンスをきちんと行っている方々です。
治療方法によっても、全身の健康状態によっても維持される期間は異なってきますが、専門的なフォローアップを受けることは非常に効果的だと判断できます。インプラント治療を行うならば、お口の中全体と全身の健康状態も含めて、末永くメンテナンスを行うことを目標にし、心に決めてから行うと良いと思います。

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    ご希望の治療内容(任意) 治療の無料相談
    その他
    ご希望の治療内容(任意)
    どんな症状ですか?(任意)
    ご予約希望日時
    (第1希望)

    (例:4月1日10:00~12:00、午後など)
    ご予約希望日時
    (第2希望)

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