お口の異変を放っておいてしまうと・・・

こんにちは。院長の柴田です。
毎年、6月4日から10日までの一週間は、
『歯と口の健康週間』という、
「歯とお口の健康に関する正しい知識を広める」
ことを目的とした運動が行われています。

自身ではしっかりできていると思っていても、
「正しいケア」を身につけるのは、
なかなか難しいことがあります。

そうした方に向けて、
歯科では歯みがき指導はもちろん、
むし歯や歯周病ができていないか、
定期的にチェックすることもできますので、
ぜひお気軽にご来院ください。

お口の健康の重要性といえば、
当院でも最近こんなエピソードがありました。

急患でいらっしゃった50代の男性会社員の患者様。
前日から顎の痛みを感じ、
寝るときに激痛が続いたため、その日の仕事を抜けて
ご来院されました。

症状を診たところ、右側の顎から頬にかけて
腫れがひどく、熱も持っている状況でした。

レントゲンで確認したところ、
歯の根っこ部分に急性炎症を示す像が見られます。

痛み止めも効いておらず、顔面には痺れが生じ、
このままの状態で放置することは危険との判断から、
すぐに抗生剤と消炎鎮痛薬の点滴を行いました。

幸い、点滴が終わる頃には
顔面の腫れも落ち着き、
痺れや痛みも楽になられた様子でした。
点滴の効果はあくまで個人差があるものの、
ご本人は10分ほどで症状が楽になったとのことです。

患者様と詳しくお話をしたところ、
仕事が忙しく、激痛を感じるまで
ついお口のことを放置してしまっていたとのこと。
これからはしっかり治療に通うとも仰っていました。

歯の根っこの病気も放置してしまうと、
顎骨炎蜂窩織炎など、
重度な症状を引き起こす可能性があるのです。

このような状況を避けるためにも、
かかりつけの歯科医での定期検診を受けていただき、
お口の健康状態に問題がないかを
チェックすることがとても大事です。

皆さんのお口の環境を守るためにも、
ぜひ生活習慣の一環として
定期的に歯科を受診していただければ幸いです。

お口の状態に関する不安や異変がある場合は、
お気軽にご相談くださいね。

【医院からのお知らせ】
当院では、抗生剤の点滴はもちろん「静脈内鎮静法による歯科治療」を
年間200症例以上行っています。
歯科恐怖症の人、
治療期間を短縮したい人、
インプラントや親知らずの抜歯をする人などが主に利用されています。
お気軽にお声かけください。

 

 

(医)愛弘会しばた歯科
〒791-8031 愛媛県松山市北斎院町784-8
TEL:089-952-0418
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